構造クラックの原因と補修方法
クラックとは、建物の外壁などに乗じるひび割れのことです。
なかでも構造クラックは、クラックの中でも表面だけでなく、建物の内部(構造体)まで亀裂が入っている状態をさします。
今回は、構造クラックの原因と補修方法について解説します。
▼原因と補修方法
構造クラックが発生する原因と補修方法にはどんなものがあるのでしょうか。
■構造クラックの原因
構造クラックは、クラックの放置で発生します。
経年により外壁表面の塗装の膜が劣化することで、ひび割れ(クラック)が生じます。
このクラックを放置していると徐々に進行し、構造体にまで浸透する構造クラックとなります。
また、地震や地盤沈下などの外的要因も構造クラックの原因です。
地震や地盤沈下で基礎部分・構造部分を、ゆがませる程の衝撃が加わることで構造クラックが発生するのです。
構造クラックを放置すると、ひび割れの雨漏りだけでなく内部の鉄筋まで劣化して、建物そのものの耐久性を損なう恐れがあります。
■構造クラックの補修方法
構造クラックの補修方法には、カットシーリング工法を用いる場合が多いです。
カットシーリング工法とは、電動ノコギリでクラックの部分をカットする方法です。
内部にまで亀裂が進行している構造クラックは、表面だけを塗装でカバーするだけでは根本解決になりません。
クラックの部分をカットして溝を作り、そこに樹脂などのシーリング材を注入することで内部の亀裂までしっかり埋めることができます。
構造体とシーリング材が密着することで、耐久性も改善することが期待できます。
▼まとめ
構造クラックの原因と補修方法について解説しました。
クラックの放置や地震などが構造クラックの原因で、補修にはカットシーリング工法が用いられます。
美巧装業株式会社は豊富なクラック処理の経験があります。
住宅やマンション問わず対応いたしますので、クラックでお困りの際はお気軽にご相談ください。
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